当初は勉強として普段聞かないようなジャンルなど色んな音楽を聴いたりします。
しかしだんだんとよく聴く曲やジャンルに偏りが出ることがあります。それ以外の曲はいつの間にか聴かなくなってしまったりします。
知見を広げたいと思っても、なかなか行動が伴わないこともあるのではないでしょうか。
その対処法を書いていきます。
CDを買う
聴き放題の音楽配信サービスがあるご時世にCDなどは時代遅れだと思うかもしれません。
音楽配信サービスだと聞き流してしまうことも多いですが、気になるアーティストのCDを思い切って買ってみるのはどうでしょうか?
CDで聴くと意外と曲に対して愛着が生まれたりします。そしてCD単位で作品としてじっくり聴くことができるので作者の意図を考えたりしながら聴くことができるのです。
インターネットで何でも調べられる時代ですが、CDのブックレットに書かれている情報を見ることで得た情報は意外と重要なものだったりします。
例えば、それぞれの楽器奏者が誰なのかの情報は、ブックレット以外からはなかなか手に入らないことも多いのではないでしょうか。
新品のCDは2~3000円程度と高価ですが、何も全て新品で買う必要はありません。
インターネットで調べれば中古で非常に安く手に入れられたりします。
特にJ-POPや洋楽の歌物は多く流通しているものも多く、またレンタル落ちなどもあるので、手ごろな価格で手に入るものもあると思います。
インターネットでジャンルの有名曲を検索して聴いてみる
ジャンルによっては、詳しくないので何から聴けばいいのかわからないものもあると思います。
無理して自分で調べて聴いていくと、入門としては難解なものから入ってしまったりして、理解できなくて遠ざかってしまうということもあります。
昔と違いインターネットで検索すれば、そのジャンルに精通した人が親切に解説付きで名曲を教えてくれます。
そういった曲をひととおりYOUTUBEなどで検索したり、音楽配信サービスで聴いてみることも簡単にできます。
レコードを買ってみる
1980年代より前の曲は、もともとレコードで発売されたものがたくさんあります。
そういったものは現在でも中古レコード屋などで、意外に簡単に手に入ったりします。
レコードプレーヤーを用意しないといけませんが、デジタル音に慣れた耳には、アナログの温かくやさしい音は新鮮なのではないでしょうか。
特にクラシック、ジャズなどの名曲はいつの間にか聞き入ってしまうことも多いです。
機会があったら試してみてください。
FMラジオをかける
これは私が一番おススメする方法です。
ラジオを聴きながら、家事をしたり食事をする、お風呂に入るなどの「ながら聴き」をおススメします。
ラジオと言ってもFMで音楽中心のものがいいでしょう。
ラジオを聴くことは多くのメリットがあります。それを以下に書いていきます。
- 流行が分かる
- 曲作りに行き詰ったときの答えが見つかることもある
- 自分の知らなかった曲に出会える。
- 寂しさから解放される
- 時計を見なくても時間が分かる
流行が分かる
曲作りに没頭していると、流行の歌物にあまり注意を払わなくなってしまったりします。
なぜなら自分が作りたい曲と売れている曲はイコールではないからです。
しかし、アンテナは広げておきたいものです。
ラジオでは、人気のある曲にリクエストが集まりますし、宣伝活動にも力を入れたりしているので、流行っている曲は何度もかかることになります。
特に意識して聴こうとしなくても印象に残ることになります。
曲作りに行き詰ったときの答えが見つかることもある
ラジオは新旧洋邦問わずいろんな曲を流してくれます。
参考にしたい曲がなかなか見つからなかったり、展開や構成をイメージするのに行き詰ったときに、たまたま流れてきた曲がヒントになって打開されることもあります。
流れてきた曲の題名が分からなくても、ラジオ局のホームページで調べることで何の楽曲なのかはすぐに探すことができます。
自分の知らなかった曲に出会える。
ラジオは、自分が選んで曲をかけているわけではありませんので、自分の知らない曲がたくさんかかります。その中にはすごく興味が湧くものもあると思います。
そういった曲は、片っ端からラジオ局のホームページで何の曲なのかを検索して調べてみるとよいです。
その曲だけでなく、そのアーティストの他の曲も聴いてみましょう。いろんな楽曲に出会えます。
寂しさから解放される
独りでいることが多い人にはラジオは最適です。
DJが寄り添った感じでしゃべってくれますので、食事など一人でも寂しくなくなります。
私は寂しがり屋なので、とても助かっています。
時計を見なくても時間が分かるようになる
ラジオは時報が入ります。
また同じ時間帯におなじ番組のコーナーを設けている番組も多いと思います。
ラジオを聴き続けることで、体が勝手に時間を覚えてくれるようになります。
まとめ
自分で時間を決めてじっくり音楽作品を聴いて勉強することができるような意志の強い人はいいですが、そういった習慣を付けるのは時間的にも難しかったりします。
音楽をたくさん聴いて知見を広げたいと思っているが、それだけのために、まとまった時間がなかなか取れない人は上記の方法を試してみるのはいかがでしょうか。