ギターを演奏できるメリット

楽器演奏の心得

DTMをやっていて、どの楽器を演奏できることが一番よいか?

私の独断では、ギターということになります。

その理由を書いていきます。

ギターの打ち込みは困難

ギターのカッティング、オブリガートを打ち込むのは至難の業です。

なるべくそれっぽく聞こえるように工夫するのに地味な作業の時間をたくさん取らないといけなくなります。

ギターを弾く人は分かると思いますが、弾いている感じが割と大雑把なのです。そして良さでもあります。

弦を弾くのが、たまたま1から3弦になるだけということもありますし、左手を動かしたときのノイズや、ピッキングミス、チョーキング気味なども味になったりします。

また、アバウトにスライドしたことが音楽を盛り上げることさえあります。

それは偶然の時もありますし、手癖のときもあります。

これらは人によって違うと思いますし、個性も出ます。

こういったことを全て打ち込みで表現することは至難の業です。

また、どんなによいギターの音や奏法をシミュレーションしてくれるソフト音源が出ても、その音源が機械的に表現するだけの話なので、上記のような個々人の「味」はでません。

ベースギターもある程度演奏できてしまう。

基本的な4弦のベースギターはギターの3弦から6弦と構造が同じです。よってギターが弾けることはベースもある程度弾けてしまうということになります。

DTMにおいては、奏者として上手く弾ける技術よりも、自分が弾いたものを上手に編集できる能力の方が重要になってきますので、技術的には問題ないと思います。

曲を完成させる過程で何かと便利

ギターは和声を担当する楽器として、とても重宝します。

リズムと和声感の両方を出すことを考えれば、ギターほど優れた楽器はありません。

ピアノの場合は、細かい刻みなどはできますが、表現方法がギターよりも難しいです。

作品のリズムが弱いと思ったり、和声感が足りない、厚みを出したいと思ったときに、ストローク、カッティングなどを録音して足すことで、問題が解決することも多いです。

まとめ

ギターはバンド系の演奏からEDMのような電気楽器メインの楽曲でも組み込むことができる本当に便利な楽器です。持ち運びも容易ですので、録音場所も選ばない、弾けることで得しかありません。

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