何も分からない状態で教室に通う意味がない理由

教室に通う心得

作曲をしてみたいと思いたって、音楽知識も楽器の知識もゼロの状態で、とりあえず受け身の状態で教室に通おうとする人がいます。

それはやめておきましょう。

その理由を書いていきます。

受け身でいいことはない

教室はビジネスですので、完全な真っ白状態でも「大丈夫ですよ」と言ってもらえます。

しかし、全てお膳立てしてもらって、手取り足取り受け身の状態では必ず躓きます。

なぜなら、DTMは最初から覚えることが多すぎるからです。

少しできるようになるまでに、新しい事の連続に疲れ果てて、必ず嫌になります。

パソコン上で作編曲をしようとすると、DAWソフトの操作の仕方や、楽器の知識、音楽理論など全てを一気に並行していかないといけません。

せめて、自分の作りたい音楽作品をある程度聴いておく、音楽理論も初歩のものは独学で勉強しておく、入力キーボードとして使う鍵盤楽器の初歩の知識ぐらいは勉強してから臨んだほうがいいでしょう。

音楽的な初歩知識がなければ何も理解できない。

DAWソフトを使っていこうとしても、音楽の初歩知識が全くなければ、言われていることが全く理解できません。

折角教えてもらうのに、単純なことから教えてもらっていては、いつになったら本題に入れるのか分からなくなってしまいます。

また、講師に質問しようにも何を質問したらよいかも分からないという状態になります。

というのも、講師の人も初心者であった頃は、ずっと昔の話のなので、何も分からない完全な初心者の気持ちは既に分からなくなっている人も多いです。そうなると、全く意思疎通ができないという状態になってしまいます。

作曲に入るまでに時間がかかりすぎる

最初にしないといけないことがたくさんあり、それらをある程度消化して、実際に作曲作業に入るまでに時間がかかりすぎます。

その時間が長ければ長いほど、作品作りに取り掛かれない時間が長くなり、辛くなって辞めてしまうということに繋がります。

まとめ

始めるために、何でも飛び込んでみようという気持ちはとても大事です。

それを否定する気は全くありません。

しかし、全く何も分からない状態で、一から全て受け身で教えてもらおうという気でいると、何もできずに辞めてしまうことに繋がってしまいます。

できる範囲でいいので、初学者用の本を読む、ネットで検索して調べるなどして、勉強してから飛び込んで行くようにしましょう。

自分から貪欲に知識や経験をしていこうという気持ちが大切です。

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